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山口キャスター
では続いて『メールで行ってみよう』のコーナーです。
岡山県倉敷市の理容師さんが、お年寄りなどがどこにいても、すぐにシャンプーができるという装置を開発されたそうです。
佐久間アナウンサーです、どうぞ。
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(VTR)
佐久間
「岡山県倉敷市にやって来ました。
この駅の広場で、メールをいただいた藤岡さんと待ち合わせをしているんですが・・・あ、藤岡さんですか?」
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藤岡正直さん |
藤岡さん
「はい、そうです。」
佐久間
「どうも始めまして。どこでもシャンプーできる器具を開発されたということですが、本当ですか?」
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藤岡さん
「はいそうです。ここでやっちゃいましょうか?」
佐久間
「ここでやるんですか!」
藤岡さん
「はい。」
佐久間
「でも、そんなことできるんですか?」
藤岡さん
「できます。」
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藤岡さんの開発したシャンプーセットは組み立て式で、コンパクトに収納可能。どこへでも持ち運びできます。
高さや向きも自由に変えられるので、どんな状態でも髪が洗えます。
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佐久間
「あっという間に準備ができました。それでは洗ってもらいましょう。よろしくお願いします。」
半信半疑でお願いしたのですが、いざ始まると快適そのもの。まるで理髪店にいる気分です。
佐久間
「駅でやっていることを忘れてしまいますね。」
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シャンプーセットは、容器に入ったお湯をポンプで吸い上げてシャワーに使います。 |
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洗った後のお湯は、この巨大な袋で受け止めます。 |
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それをホースを使って排水し、この袋に溜めるという仕組みです。
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藤岡さんは、倉敷市内で四つの美容院を経営する美容師です。
「こんにちはー、お邪魔します。」(藤岡さん)
訪問美容を始めたのは三年前、お年寄りの生活支援事業として、国が訪問美容を助成の対象にすることを知ったのがきっかけでした。ところが、すぐに問題にぶつかりました。
お年寄りから、カットだけでなくパーマや毛染めもして欲しいという以来が殺到したのです。この要望に応えるには、パーマや毛染めで使う薬剤を手軽に流せるシャンプーセットの開発が必要でした。
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さっそく試作品を作った藤岡さん、しかし、どれ一つとして使い物にはなりませんでした。
最大の問題は、洗い終わった後の水の受け皿。寝たきりのお年寄りなど、どんな姿勢の人にも使えるものでなければなりません。
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そんなある日、藤岡さんは趣味の釣りで使う網を見て、あるアイディアを思いつきました。
受け皿は決まった形である必要はなく、袋があればいいと考えたのです。
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訪問理美容協会 会長
藤岡正直さん |
「どんな体勢の人でも網が動いてくれるし、これを使えば簡単なことだなと。」(藤岡さん) |
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袋にすると、形は変幻自在。ベッドで寝たきりのお年寄りでも使えます。さらに、藤岡さんはお年寄りの首に密着するリングの部分に、変形しやすい材料を使うことにしました。
こうして完成した自作のシャンプーセットで、今日も藤岡さんはお年寄りの頭を洗います。
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「どうですか、今のお気持ちは?」
「ああーもう大変ありがたい、いい気持ちで。本当に言うことなしですね、最高です。
こんなに便利なものができたのかー、と思って。もうほんとびっくりしました。」(訪問美容を受けた人)
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藤岡さんの開発した携帯用シャンプーセット、メーカーの協力で製品化が進められ、今月発売の予定です。
(VTRおわり)
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藤沢キャスター
入院とかするとね、『頭洗って欲しい』って思うことがあるじゃないですか。入院されている方にとっても朗報ですよね。
山口キャスター
そうですね。頭がさっぱりするだけで、気持ちも快方に向かいますもんね。
藤沢キャスター
そうですね。
山口キャスター
『メールで行ってみよう』のコーナーでした。
藤沢キャスター
それでは『21世紀ビジネス塾』、今日はこのあたりで。
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